技術士試験 受験申込書の書き方について

技術士二次試験の申込書の書き方について説明しておきます。

 技術士試験の第一歩は、申込書を書くことから始まるといわれています。技術士にとって過去の業務経歴が重要であり、かつ表現力も重要な能力と判断されるからです。
受験申込みに必要な書類は次の2点です。

受験申込書(受験の手引きを参照)
業務経歴証明書

 

申込書作成の留意点

受験申込書を記入する際の留意点は次の通りです。

業務経歴は業務経歴証明書の内容に一致させる.
業務経歴に技術士の業務に相当しない補助的な業務を記入しない.
業務経歴期間がわかるようにする。
部門、選択科目、専門とする事項は複数の記入欄を一致させる.
業務経歴は筆記試験の業務経験問題の解答と一致させる。
さらに、口頭試験でも受験申込書の内容について問われるので説明しやすいこと。

 このほか、技術士第二次試験「受験の手引き」を参照して記入してください。

■業務経歴の欄

大学院修了者は,大学院での研究内容も含めて記入します。ただし、最長でも過去15年くらいから現在までとし、あまり古い業績は意義が薄いので記入しません。また、職務内容は、高度な応用能力を必要とする事項に限定し、補助的業務あるいは庶務的な業務は経験年数としてカウントされないので記入しません。技術士の業務については、技術士法で、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画,研究,設計,分析,試験または評価の業務(単純な技能的な業務,研究・設計等に付随する庶務的な業務を除く)と定められており、これに従います。書き方は、例えば,「〜の研究」「〜設計」,「〜調査、計画」などと記入するのがよいでしょう。

報告書等のタイプ,清書,製本
ワープロ等のOA機器の操作 等
文献等の資料の単純な整理・仕分け
図面のトレース
試験用機器の単純操作
機械動力の運転,修理,保守



本研究所の講座では、必ず申込書の書き方を添削し、一読しただけで十分経験豊富な技術者であることが読み取れるようになるまで指導しています。

 

申込書の受け付け

 申込書の受付期間は3月最終週〜 4月第一週まで(土曜日・日曜日を除く。)です。また、郵送の場合は、最終日の消印まで有効です。
受験申し込み用紙の問い合わせは、(社)日本技術士会技術士試験センター〒105−0001東京都港区虎ノ門4−1−20 田中山ビル8階03−3459−1333まで。

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